■3/28トークイベント 『ふれる社会学』刊行記念 ふれしゃかフェス@ポルベニールブックストア 「マイノリティの社会的現実にふれる?」開催のお知らせ ※中止となりました。

 わたしたちをとらえて離さない社会の仕組み――身近なことから「ふれて」読み解く、『ふれる社会学』刊行記念イベントシリーズ #ふれしゃかツアー / #ふれしゃかフェス。今回のテーマは「マイノリティの社会的現実にふれる?」

 

マイノリティ(少数派)が経験し、巻き込まれているリアリティに「ふれる」。

「ふれ」かたが暴力的であってはならない。でも、実際はどうなのだろう?

就活のために、卒論のために、イベントを成功させるために、バズるニュースになるために…しばしばマイノリティのしんどい状況は、乱暴な言葉で塗りつぶされてはいないだろうか。切れ味の鋭い「毒舌」も、建前ではない「本音」も、実は乱暴なだけなのでは?そういえば、謝罪会見でよく耳にする「傷つけたのであれば申し訳ございません」「そのような意図はありませんでした」「議論を起こすことが目的だったんです」という言葉も、実は手を抜いたり、大事なモノを置き去りにしたままで、マイノリティのリアリティに「ふれる」行為だからこそ、ついうっかり、口から出ているのではないか。

 

そもそもマイノリティとは誰か。そして、マジョリティとは誰か。どこからどこまでが、当事者なのか。こういう議論を置き去りにしたままで、本当にいいの?

 

登壇者はケイン樹里安・上原健太郎・栢木清吾・中村香住の4名! 沖縄、移民、「ハーフ」、女性、セクシュアルマイノリティ、レイシズム(人種主義)、労働、搾取、ジェンダー、ダイバーシティ(多様性)、非正規雇用・・・。こうしたテーマのもとで、研究を行ってきた4名が、フロアを巻き込んで、語りつくします!

 

本イベントは『ふれる社会学』(北樹出版)刊行イベントツアー、通称「#ふれしゃかツアー」のイベントシリーズのひとつとなります。本書に関連したお土産を今回限りでご用意しております。是非ご参加くださいませ!!

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

■『ふれる社会学』刊行記念トークイベント 

ふれしゃかフェス@ポルベニールブックストア

「マイノリティの社会的現実にふれる?」

 

・日時:2020328日(土)19302110 (1900開場)※通常営業は18時終了

・場所:ポルベニールブックストア(大船駅東口)

・出演:ケイン樹里安・上原健太郎・栢木清吾・中村香住

・備考:終了後サイン会実施予定。サインご希望の方は著書のご購入をお願いします。

 【主催:ポルベニールブックストア/共催・協力:北樹出版】

●お申込み方法 

お名前、ご参加人数、メールアドレスをご明記のうえ、タイトルを3/28トークイベント申込」として、メールにて porvenirbookstore アット gmail.com (アットはアットマーク)あてにお申込み下さい。お電話または店頭でも承ります。定員になり次第締切ります。

・募集定員:25名(椅子席)

・参加費:税込1500円(ビール1缶またはソフトドリンク1本つき) ※当日会場にてお支払い下さい(現金のみ)

●登壇者プロフィール

■ケイン樹里安(けいん・じゅりあん)

大阪市立大学都市文化研究センター研究員、非常勤講師。

大阪市立大学大学院文学研究科単位取得退学、修士(文学)。

主たる研究テーマは、「ハーフ」とよさこい踊り。

■上原健太郎(うえはら・けんたろう)

大阪国際大学人間科学部講師。

大阪市立大学大学院文学研究科単位取得退学。博士(文学)。

主たる研究テーマは、沖縄の若者の就労問題。 

■栢木清吾(かやのき・せいご)

神戸大学大学院国際文化学研究科学術研究員、広島工業大学ほか非常勤講師。

神戸大学大学院総合人間科学研究科博士後期課程修了。博士(学術)。

専門は、近現代のイギリス(帝国)におけるアジア移民を対象とした歴史社会学。

■中村香住(なかむら・かすみ)

慶應義塾大学大学院社会学研究科後期博士課程、修士(社会学)。

NPO法人秋葉原で社会貢献を行う市民の会リコリタスタッフ。

主たる研究テーマは、メイドカフェにおける女性の労働経験について。


●お問合せ

ポルベニールブックストア TEL:0467-40-5102 E-mail:porvenirbookstore アット gmail.com (アットはアットマーク)