■11/6(土) 【会場&オンライン】安田浩一・金井真紀『戦争とバスタオル』出版記念トークイベント「お風呂、戦争、そして移民のはなし」開催のお知らせ ※会場参加は満席となりました

 

<戦争の物語を拾い集める旅の中で、「移民」の存在が見えてきた

今年9月に発売された『戦争とバスタオル』(亜紀書房)は、ノンフィクションライターの安田浩一さんと文筆家・イラストレーターの金井真紀さんが「お風呂ふたり旅」をして、湯けむりの向こうに見えた戦争の物語を拾い集めた本です。お二人によれば、「じつは、もうひとつ拾い集めてしまったものがあって、それが「移民のエピソード」なんです」とか。

 

たとえば…

韓国・釜山で一緒にお風呂に入った崔さん(92歳)は、かつて「密航者」だった。そして後年は「韓国へ渡った日本人妻たち」の支援をしていた。沖縄の銭湯で出会った澤岻さん(86歳)のお父さんは「ハワイ移民」。寒川編では「引揚者」と銭湯の関係をひもとき、「毒ガス工場に動員された朝鮮半島出身者」にも思いを馳せる。

 

この国の近現代史を振り返ると、「戦争」とともに「移民」が無視できないキーワードとして浮かび上がってきます。

 

そもそも安田さんと金井さんは、現代の移民・難民にも深い関心を持ち、取材を続けています。今回は『戦争とバスタオル』を入り口に、2021年の移民と難民について見聞きしたこと、考えていることを大いに語ってもらいます。お風呂にゆったりつかるような気持ちで、さまざまなルーツを持つ人たちが、一緒におもしろく暮らせる世の中を考えてみたいと思います。

 

 会場ご来場と、オンライン配信の両方で実施します。

〈2021年9月発行 戦争とバスタオル(亜紀書房)〉

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●『戦争とバスタオル』(亜紀書房)出版記念トークイベント

安田浩一・金井真紀「お風呂、戦争、そして移民のはなし」

・日時:2021年11月6日(土)19:00~20:30 ※通常営業は18時終了

・場所 ポルベニールブックストア(大船駅東口)

・出演 安田浩一(ノンフィクションライター)、金井真紀(文筆家・イラストレーター) -共に『戦争とバスタオル』著者

・協力 亜紀書房

『戦争とバスタオル』掲載、金井真紀さんのイラスト

●お申込み方法 ※会場参加は満席となりました(キャンセル待ちメールにて受付けます)

①店頭ご来場、②オンライン視聴で、それぞれお申込み先が分かれます。

 ※参加費は、会場、オンラインとも1500円(税込)です。

 

①   会場ご来場の場合(開場18:40、定員12名、定員になり次第締め切ります)※満席となりました(キャンセル待ちメールにて受付けます)

お名前、ご参加人数、メールアドレスをご明記のうえ、タイトルを「11/6トークイベント申込」として、メールにて porvenirbookstore アット gmail.com (アットはアットマーク) あてにお申込み下さい。お電話または店頭でも承ります。定員になり次第締切ります。参加費は当日会場にてお支払い下さい。

 

②   オンライン視聴の場合(「ZOOM」のウェビナーを使用する予定です)

下記URLよりお申込みください。終了後2週間程度、アーカイブ視聴も可能です。 

https://porvenirbookstore.stores.jp/items/61637fba784e3f7bfc72a522

 

※注 コロナ禍の状況次第では、会場ご来場は中止とし、オンライン視聴のみとさせて頂く場合もございます。予めご了承ください。

●出演者プロフィール

■安田 浩一(やすだ・こういち)

1964年生まれ。産湯は伊東温泉(静岡県)。週刊誌記者を経てノンフィクションライターに。『ネットと愛国』(講談社+α文庫)で講談社ノンフィクション賞、「ルポ 外国人『隷属』労働者」(月刊「G2」記事)で大宅壮一ノンフィクション賞雑誌部門受賞。『ルポ 差別と貧困の外国人労働者』(光文社新書)、『ヘイトスピーチ』(文春新書)、『学校では教えてくれない差別と排除の話』(皓星社) 、『「右翼」の戦後史』(講談社現代新書)、 『団地と移民』(KADOKAWA)、『沖縄の新聞は本当に「偏向」しているのか』(朝日文庫)他、著書多数。 取材の合間にひとっ風呂、が基本動作。お気に入りは炭酸泉。 

■金井 真紀(かない・まき)

1974年生まれ。テレビ番組の構成作家、酒場のママ見習いなどを経て2015年より文筆家・イラストレーター。任務は「多様性をおもしろがること」。著書に『世界はフムフムで満ちている』『酒場學校の日々』(ともに皓星社)、『はたらく動物と』(ころから)、『パリのすてきなおじさん』(柏書房)、『虫ぎらいはなおるかな?』(理論社)、『マル農のひと』(左右社)、『世界のおすもうさん』(共著、岩波書店)など。挿画の仕事に「日本語をつかまえろ!」シリーズ(毎日新聞出版)など。 銭湯では、好きだったサッカー選手・松田直樹の背番号にちなんで3番の下駄箱を使用する。

 ●ご来場のお客様へ 感染防止対策についてのお願い

コロナ禍は続いていますので、店は

・入口と奥の2ヶ所を常時解放し、サーキュレーターを回して強制的に空気が流れるようにし、十分な換気に努める

・最小限の人数で、席はお客さん同士の距離を広く保てるように配置する

などの、感染防止対策を取ります。

・不織布以上の性能のマスク着用(性能の劣る布やウレタンのマスク等は不可)

・入口でのアルコール消毒液の使用

・平熱以上の熱のある方、体調不良の方は参加を見合わせる

など、お客様のご協力もお願いいたします。


●お問合せ

ポルベニールブックストア TEL:0467-40-5102 E-mail:porvenirbookstore アット gmail.com (アットはアットマーク)