■10/20~11/13 川内有緒「自由の丘に、小屋をつくる」写真展開催、および 10/22 著者サイン会実施のお知らせ

セルフビルドの「小屋」の完成までを写真で

 

今月(2023年10月)に、新潮社より川内有緒さんの新刊『自由の丘に、小屋をつくる』が発売となります。『熱風』(スタジオジブリ)に不定期連載していたものが、1冊にまとまりました。

 

縁あって見つけた場所に、自分たちの力だけで小屋を建てる。全くの素人が?そもそもなんで小屋?ーー、様々な「?」が、読んでいくうちに気持ちよく吹き飛んでいく、命に元気が吹き込まれるようなエッセイです。

 

発売を記念して、10/20~11/13の間、当店で写真展を開催します。小さなスペースですが、まっさらな土地に大切な「居場所」が出来るまでの過程を、ぜひご覧ください。

 

また、会期中の10/22(日)には、著者の川内有緒さんにご来店頂き、サイン会も実施します。

 

川内有緒さんは、これまでにも『空をゆく巨人』(集英社/集英社文庫)、『バウルを探して〈完全版〉』(三輪舎)で写真展とトークイベントを実施したことのある、当店で非常に人気の高い作家さん。今回で川内さんの本の展示は3回目となります。

 

ぜひ、川内有緒さんの描く世界へ足をお運びください。きっと心の中に心地よい良い風が吹くのを感じられることでしょう。

 

■川内有緒『自由の丘に、小屋をつくる』刊行記念 写真展

・期間 2023年10月20日(金)~11月13日(月) *会期中休日あり(原則火・水曜、11/4・5)。

・場所 ポルベニールブックストア

・協力 新潮社

『自由の丘に、小屋をつくる』書籍紹介

川内 有緒(著/文)

ISBN 978-4-10-355251-2

四六判 352ページ

発行 新潮社 2023年10月19日頃発売予定

 

「生きる力ってなんだろう?」セルフビルドしながら問い続けた6年間の軌跡。

 

40代で母親になって考えた。「この子に残せるのは、“何かを自分で作り出せる実感”だけかも」。そこから不器用ナンバーワンの著者による小屋作りが始まる。コスパ・タイパはフル度外視。規格外の仲間たちと手を動かすほどに「世界」はみるみるその姿を変えていき……。

 

暮らしと思索が響き合う、軽快ものづくりエッセイ。

 

『熱風』(スタジオジブリ)の好評連載に加筆。

 

当店のWebShopでも著者サイン本で販売中です(なくなり次第終了)。

https://porvenirbookstore.stores.jp/items/653096118119e5002bbd8e58

川内有緒さんよりメッセージ

娘が0歳の頃にふと「小屋を作ってみよう」と思い立ちました。何もかもをお金で買うことしかできない自分を変えてみたかった。買う以外の選択肢を持ち、何かを生み出せる人になってみたかった。

しかし、コップに水をいれるだけでこぼせるような不器用な人間です。まずは家具作りを習い、さまざまなワークショップに参加し、実家をDIYリフォームしたあとに、小屋づくりが始まりました。それは、娘が赤ちゃんから小学生になるまでの日々でもあり、私と夫のイオくんは親になろう、家族になろう、でも、物書きとして自立して生きていこうと試行錯誤していた時期でもありました。さまざまな葛藤や悩み、それを上回る大きな喜びも含めて描きました。ぜひ読んでいただけたら嬉しいです。

10/22(日)著者・川内有緒さんサイン会実施!

会期中の10/22(日)の12:00~14:00頃の間、著者の川内有緒さんがご来店し、サイン会を実施します(著書のご購入をお願いします)。ぜひ川内さんとお話してください。しかも川内さんがご来店の皆さんのために「何か」を用意してくださるそうです。予約不要。お気軽にいらしてください。

●著者プロフィール

 ■川内有緒(かわうち・ありお)

ノンフィクション作家。1972年東京都生まれ。

映画監督を目指して日本大学芸術学部へ進学したものの、あっさりとその道を断念。中南米のカルチャーに魅せられ、米国ジョージタウン大学の中南米地域研究学で修士号を取得。米国企業、日本のシンクタンク、仏のユネスコ本部などに勤務し、国際協力分野で12年間働く。2010年以降は東京を拠点に評伝、旅行記、エッセイなどの執筆を行う。

『バウルを探して 地球の片隅に伝わる秘密の歌』(幻冬舎)で、新田次郎文学賞、『空をゆく巨人』(集英社)で開高健ノンフィクション賞を受賞。『目の見えない白鳥さんとアートを見にいく』(集英社インターナショナル)でYahoo!ニュース|本屋大賞 ノンフィクション本大賞を受賞。

著書に『パリでメシを食う。』『パリの国連で夢を食う。』(以上幻冬舎文庫)、『晴れたら空に骨まいて』(講談社文庫)、『バウルを探して〈完全版〉』(三輪舎)など。最新刊は『自由の丘に、小屋をつくる』(新潮社)。全盲の美術鑑賞者、白鳥建二さんを追ったドキュメンタリー映画『目の見えない白鳥さん、アートを見にいく』共同監督。 

現在は子育てをしながら、執筆や旅を続け、小さなギャラリー「山小屋」(東京)を家族で運営する。趣味は美術鑑賞とD.I.Y。高尾山にも登ったことがないわりに「生まれ変わったら冒険家になりたい」が口癖。

 

●お願い

コロナ禍は続いています。コロナの症状があるとき、体調不良のときは、ご来店をお控えください。

コロナ禍の状況次第では延期または中止とする場合もございます。ご了承ください。


●お問合せ

ポルベニールブックストア TEL:0467-40-5102 E-mail:porvenirbookstore アット gmail.com (アットはアットマーク)