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■「未知」を重ねること-2020年 年始ご挨拶

2020年、明けましておめでとうございます。

当初は今日まで休みの予定でしたが、休み中も店のことが頭から離れることはほぼなく、いまいちばんやりたいことはポルベニールとだとはっきりしたので、昨日の夕方に急遽方針変更し今日から開けることにしました。商店街の市場がまだ休みで近くでやっている店はほとんどなく、お客さん来るかな...と不安だったのですが、蓋を開けてみると新年の本を求める方がほぼ絶えることなく来て下さりホッとしています。

今年は積極的に「未知」と出会っていこうと思い、毎日何かしら新しい「未知」の事をするという目標を立てました。読んだことのない著者の本を読むでも、ちょっと回り道をして初めての道を歩いてみるでもいい。小さなことで構わないので、とにかく毎日、意識的に未知の事に挑むようにしてみます。

このトシになると、長年の習慣が身に沁みつき行動が既知の範疇から出なくなりがち。でもそれでは何も変わらないどころか、能力は加齢と共に落ちて行くばかり。身体が衰えていくのは仕方ないけど、好奇心は衰えたくない。

だから日々の積み重ねが大事。直感と好奇心を大事に「未知」を重ねたら、1年度はどこに辿り着いているのだろう?と思うとちょっとワクワク。日々の新しい体験をエネルギーにして、日々新鮮な心で生き、働いていきましょう。

本を通した未知への旅を、どうぞご一緒に。

2020年のポルベニールブックストアを、どうぞよろしくお願いいたします。

 

2020年1月3日 ポルベニールブックストア 代表 金野典彦