2025年度 年間販売冊数ランキング・トップ20(2024年12月~2025年11月)

 

2025年度の当店の販売冊数ランキングを集計しました(店頭、Webshop、出張販売、その他通販など全て。法人一括購入は除く)。

 

① 遺骨と祈り 安田菜津紀/産業編集センター

② みえないもの イリナ・グリゴレ柏書房

③ 移住連2026カレンダー「お茶はいかが?」 移住連金井真紀イラスト

④ 雪豹の大地 スピティ、冬に生きる 山本高樹雷鳥社

⑤ エレベーターのボタンを全部押さないでください 川内有緒ホーム社

⑥ 花の里山 六国見山 知られざる魅力発見の小さな道しるべ 北鎌倉湧水ネットワーク

⑦ 新版 学校では教えてくれない差別と排除の話 安田浩一・金井真紀/皓星社

⑧ 大きなシステムと小さなファンタジー 影山知明クルミド出版

⑨ 自分でやってみる人のための 校正のたね サワラギ校正部

 

 

⑩ 世界はフムフムで満ちている: 達人観察図鑑 (ちくま文庫)  金井真紀/筑摩書房

⑪ テヘランのすてきな女 金井真紀/晶文社

⑫ 増補版 会社員の哲学 柿内正午零貨店アカミミ

⑬ らせんの日々 作家、福祉に出会う 安達茉莉子/bokumin 

⑭ すべての、白いものたちの (河出文庫) ハン・ガン/河出書房新社

⑮ 流離人のノート 山本高樹/金子書房

⑯ CINEMA TALK Vol.6 亀石みゆき

⑰ 今の戦争がなんとなくわかる本 犬川わか

⑱ CINEMA TALK Vol.1 亀石みゆき

⑲ あおいよるのゆめ―ちいさなゆびで ガブリエーレ・クリーマ/ワールドライブラリー

⑳ 僕には鳥の言葉がわかる 鈴木俊貴/小学館

 

 

今年も、大手取次のとは全然違う当店独自のランキングとなり、トップ20はトーハン・日販のとは1冊も被りませんでした。世界が全体主義に傾いてゆく風潮に抗い、それぞれの「個」を大事にする「支配構造からフリーで、誰もが生きやすい”風通しのいい”世の中を目指す」当店の考えに沿った本がほとんどで、当店の特徴が更に強まった印象です。

 

トップ10のうち6点が、著者のトークイベントを開催した本でした。書き手と読み手との接点を作ることは売上を作るには欠かせず、併せて事前予約を取ったりサイン本を作って貰ったり、当店に合った著者の本が出るときの販促活動に積極的に取り組んだ結果と言えるでしょう。

 

中でも①の『遺骨と祈り』は特筆もの。著者の安田菜津紀さんには複数の場所でのサイン会やトークイベントに積極的にご協力頂いたことで、ひとつの本の1年間での販売冊数の新記録を樹立しました。

 

著者別では今年も金井真紀さんが健闘し、③、⑦、⑩、⑪と4冊がランクイン(共著含む)。金井さんが主催者でもある「難民・移民フェス」に出店したことを差し引いても、今年も著者別でトップです。当店ではお馴染みの山本高樹さんも、2点出た新刊がいずれもランクイン。

 

2年連続のランクインが5点あり、うち⑩の『世界はフムフムで満ちている』と ⑱の『CINEMA TALK Vol.1』は3年連続。ロングセラーが多いのも特徴です。

 

イスラエルのガザ侵攻をはじめ、世界で起きている紛争問題を理解するための本もよく売れ、⑰はそれを象徴するような本でした。グッズはこのランキングに含めてはいませんが、小泉さよさん製作の缶バッジ・キーホルダー、坂本千明さん製作の缶バッジ・ポストカードなど、パレスチナ支援のためのチャリティーグッズ類もよく売れました。微力でも、多くの方のパレスチナへの想いをつなぐ一助になれたのでしょうか。パレスチナに一日でも早い本当の和平が訪れることを願って止みません。